その他

スタッフ紹介②

お名前(おなまえ)

河本 伸江(かわもと のぶえ)

入職年数

2010年 4月入職(12年目)

役職/担当業務

支援課主任/学習業務

出身大学/学部/学科

神戸学院大学/人文学部/人間心理学科

コロロに入職を決めた理由

もともと大学で発達心理学を専攻していたので、障害者の方と仕事がしたいと考えていました。
数ある福祉施設や事業所の中で、コロロだけが集団を活用した「コロロメソッド」を使って療育していることに魅力を感じ、やってみたい!勉強してみたい!と思ったので入職を決めました。

これが私の仕事

自閉症児者やその家族が安心して社会生活を送ることができる場所づくり

自閉症児者の中には、集団に中々適応できない等の困難さを抱えている方が多いと思います。
その困難さをコロロメソッドという集団療育を用いて、ご本人が無理なく、より豊かな社会生活を送ることができるような場を提供していくのが私たち支援員の使命だと考えています。
結果、自閉症児者自身だけでなく、そのご家族の悩みや負担を軽くしていくことにも繋がります。
この12年間での利用者さんの笑顔とご家族からの「コロロでよかった!安心してお願いしてます。」の言葉が私自身の励みとなっています。

仕事の失敗談・成功談

失敗談は今までの経験の中でたくさんありますが、その失敗から学んで成功を積み重ねられたこともたくさんあると感じています。自分が班のリーダーとして、「どうしたらこの方の対応が上手くいくのか?」「集団をうまくまとめていけるのか?」を自分で考えてプログラムを実行した時に、利用者さんの目が生き生きとして、集団が上手くまとまり、活動が出来たときがやはり嬉しい成功体験ですね。

だからこの仕事が好き・仕事のやりがい

ダイナミックリズムによって一人ひとりが変化

他にはない魅力は、やはりコロロ独自のメソッドとプログラムにあると思います。
特にダイナミックリズムでは「初めての人も楽しく参加できる」ようになっているので、初めて参加された自閉症児者の表情や様子が、時間の経過につれて良い方に変化している様子を目にすることが多々あります。
私たちの技術で一人ひとりが変化する様子が見られ、結果が見えるとその変化に面白さとやりがいを感じます。

ほほえましい!くすっと笑えたエピソード

教室で勤務をしていた際、ある日窓の近くでヤモリの子どもを利用者の方と一緒にみつけたことがありました。
わかるかな?どうかな?と思い、その利用者さんに「これ何ですか?」と聞いてみたところ、
「・・・・(自信満々に)わに!」との答え(笑)一生懸命考えてひねりだしたその答えが、あまりに可愛くとても癒されたエピソードでした。

私の特技、仕事でこんな風に活かせました

特技といえるかはわかりませんが、学生時代は友人たちとカラオケにいく事が多く、「歌を唄う」機会が多かったと思います。コロロのダイナミックリズムの中の1つにある「集会」プログラムでは、無理なく着席注視の持続時間を伸ばすことを目的に、歌を唄いながら注視物や手遊びを提示する時間を設けています。その集会で、自分の歌で自閉症児者が落ち着いてよくこちらを見てくれている様子を見ると、歌一つでもこの仕事に活かせるんだなと感じています。

療育支援技術に+αで身につく技術はありますか

よく見る・感じる・考える力

集団支援を行うためには、スタッフ同士の連携やチームワークが欠かせません。
そのためには、スタッフ間でお互いの様子をよく見ることや気に掛ける場面が多くあります。
また、自閉症児者に対しても、性格や特徴をよく知り、より豊かな生活を提供するためには観察し続ける、
考える力が必要になります。入職するまではあまり意識していないことでしたが、仕事中にちょっと意識するだけで、少しずつ力になってきたスキルだと思います!

将来のキャリア像

今年の10月に出産を控えているので、現在は利用者の方と直接関わる場面が、以前よりは少なくなっています。
少しでも利用者さんと関わる機会を作って療育をしたいなと思っているので、座学で行う学習や洗濯等の作業に参加するようにしています。
制限がどうしてもある中ではありますが、出産後ママになっても療育の第一線で頑張っていきたいです!

実際の職場環境は

オープニングを経てまだ3年目ということもあり、20代~30代と若い職員の割合がとても多い職場です。
療育中は、皆で利用者さんのための雰囲気づくりのため緊張感はありますが、勤務後や勤務外の時間は、皆和気あいあいと話しをしていることが多いです。
1年目の職員の悩み相談を先輩職員が親身になって聞いていることもよくあるので、他に比べて安心して色々聞ける・話せるアットホームな職場かもしれません。

尊敬する先輩スタッフは

どの方が一番!というとよりは、それぞれの職員によって得意なことや長けている技術力を持った職員ががたくさんいるので、先輩に限らず後輩でも「これはすごい!」「真似したいな!」という職員が沢山います。

TOP